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  • 執筆者の写真やすだ

ワークショップ&ミニセミナー 開催報告



11.13(土)に

生理の貧困といのちのはなし

男女共同参画ワークショップ&ミニセミナー

を行うことができました。


コンセプトは

性のはなしをもっと気軽に

オープンに(意識を変えよう)!



ワークショップの内容は

セミナー1 生理の貧困について

ワーク①  生理用品をみてみよう

ワーク②  簡単♡布ナプキンを作ろう

セミナー2 いのちのはなし(はなしを聞こう)

ワーク③  質疑応答タイム(語ってみよう)









普段は、みんなで集まって好みの生理用品の話、性教育や生理に関する話をすること、なかなか無いのではないでしょうか、。

今回のワークショップは、多様な生理用品を実際に手に取って見ながら、それぞれの思いを語り合える場となりました。


語りあったコト

最近愛用されているガーゼタイプの布ナプキン、そのメリットを話してくださいました。災害時にも良いと思う。みんながこの方法を知ったらいいと思う。


最近では紙ナプキンを全く使わないので、売り場に行くことさえなかった。

新しいものがいろいろ開発されていて、それをこどもと見れたことは、これから生理とともに過ごしていくうえでの選択肢が広がり良かった。


自分の生理のタイミングでトイレに行くことが難しいことの多い現代社会、個人のリズムに応じてトイレに行きやすい社会にしていけたらいいな。


吸水型サニタリーショーツなどと布ナプキンを組み合わせて利用するのも一つの方法かも知れない。


小学生のお子さんからは、授業中、トイレに行く子は結構いるよ とのこと。

・・・現代の親世代が育ったころは、授業中にトイレに行きたいと申し出ると、なぜ休憩時間に済ませておかなかったのかとクラスのみんなの前で注意され注目されるので、行きたくても必死で我慢したものだけれど、今は授業中でもトイレに行ける雰囲気に変わってきているんだね、という気づきもありました。

(排尿も排便も生理の排血も生理現象ですものね。我慢せずに自分のタイミングを尊重するのが当たり前になったらいいなと思いました。)


体調が悪いときに、ご主人に生理用品の購入をお願いしたことがあった。以外にも快く引き受けてくれた。売り場には商品がいっぱいあるから、購入に困らないか心配したがちゃんと欲しいものを買ってきてくれた。嬉しかった。


・・・生理用品の購入を頼んでは悪いとか、恥ずかしいと女性側が考えすぎてしまっていることもあるのかも知れないね、という気づきにもなりました。

生理のこと男性はわかろうとしていないわけではなく、(学校での生理のはなしも男女別だったり)伝えて貰えないので知ることができないでいることもあるという気づきにもなりました。


生理のこと・布ナプキンのお洗濯などは、ご家庭で日々のお風呂の時間などを親子一緒に過ごすことで、母の様子を見せながら伝えられているという参加者。

・・・親から子へ、生理や性のことを自然な流れのなかで伝えることができていて素敵だなと思いました。


様々な選択肢を知る機会になって良かった。


学校の性教育での生理の対処方法については紙ナプキンがちょこっと紹介される程度。こうして多様な選択肢に実際に触れて知る機会はこどもたちみんなに必要だと思う。



ワークショップでのはなし

はじめに、生理の貧困とはどういうことか、またその背景、日本の補償制度の現状、SDGs達成の観点からこの問題解決への課題をみる、フェムテック、の話を聞き考えました。


ワーク①では多様な布ナプキン、吸水型サニタリーショーツ、月経カップ、タンポン、様々な紙ナプキンやパッケージにこだわった商品などいろいろな生理用品を実際に触ってみました。


ワーク②では簡単布ナプキンのメリット・デメリットを紹介、実際に作りながら、使い方等ご紹介しました。


いのちのはなしでは、おとこのこ・おんなのこの性の仕組み、プライベートゾーンのはなし、自分の守り方、生理のこと、PMSなど生理で調子が良くない時の過ごし方のポイント、受診の目安や相談先、生理の貧困は人権や人としての尊厳の問題であること、性教育は人権教育であること、などについて学びました。



☆☆☆

今回のワークショップでは、様々な思いを語り合え、気づきをシェアすることができました。選択肢を広げ学びを深め合える貴重な機会となりました。ありがとうございました✨


話は尽きず、語り合いきれなかったこと、思いを聞ききれなかったこと、まだまだたくさんありました。またこのような機会を持てたらと思います。


ワークショップへのご参加、本当にありがとうございました。



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