布ナプキンは、布でできた洗って繰り返し使える生理用ナプキン。
さまざまなタイプが売られており、自分で縫って作ることもできます。簡単に布を切っただけで使う方法もあります。
羽付きタイプ ・・・本体の羽部分にボタンが付いており、ショーツの裏側で留めて使います。
プレーンタイプ・・・ハンカチの様な四角い形の布を折りたたんで使います。
ホルダータイプ・・・羽付きのホルダーをショーツに留め、そこに吸収体を組み合わせて使います。吸収体だけ交換します。
紙ナプキンと同様に、昼用・夜用、特に多い日用~少ない日用などサイズ展開も様々。
経血量や活動度に合わせて、布の畳み方を調整するなどの工夫ができるタイプもあります。
素材は、綿、竹布レーヨンなど天然素材で出来ています。
生地はネル、ガーゼ、パイル、ワッフル、リネンなど様々。下層に防水布が縫いこまれているものもあり、好みの使用感で選べます。
使用後は持ち帰り洗濯して繰り返し使えます。
古布をカットして使うタイプなら、使用後はペーパーで包んでサニタリーボックスへ捨ててくることもできます。
布ナプキンのメリット
●天然素材なので、肌に優しく、かゆみ・かぶれなどの肌トラブルが少ない。
●通気性が良く、むれない。
●高分子吸収ポリマーやケミカルな素材と反応して発生する臭いがないため、臭いが気にならない。
●そろそろ生理という時期にも、下着感覚で使用できる。
●様々なタイプがあり、布の畳み方・あて方なども工夫できるので、経血の量や生活・好みに合わせた使用が可能。
●自分のからだの状態、生理の状態と向き合える。
●毎月買いに行く必要がなく、ストックを切らして困るということがない。
●繰り返し使用でき、ゴミの量が減らせる。
●紙ナプキンに比べ捨てる回数も少なく焼却に伴うダイオキシン・CO2などの排出の心配が非常に低い
●古布をカットして使うタイプなら、災害時にも準備・処理しやすい。
布ナプキンのデメリット
●持ち帰り、洗濯する手間がかかる。
●慣れるまでは、もれる不安がある。
●店頭では取り扱いが少ない。(ネット上にショップが多く、様々なタイプが販売されています。作り方や型紙などもネットに様々紹介されています。)
洗濯方法
洗剤に
もみ洗い →浸け置き→すすぎ
(水かぬるま湯) 30分
---→ 洗濯機
手洗いで仕上げてもOK