生理の貧困について考えることは、人としての尊厳を大切にすること。
そしてこれは一人ひとりの尊厳を大切にする社会の構築につながります。
誰かに相談できず、自分が我慢しないといけないと思っていること、いろいろあると思います。
自分の体と向き合い、相談し、解決策を共に見つけていける社会は、その人らしく生きられる社会につながっていくでしょう。
社会の中では、学んだり、働いたり、育児、介護、闘病、その他いろいろ、一人ひとりがさまざまなことを並行して行っています。それぞれの状況への配慮は、目の前だけをみれば社会の生産性を下げたり、誰かの負担を増やす不安を感じるかも知れません。しかし、少しひいて、全体を見てみるとどうでしょう。一人ひとりが自己実現し、マンパワーを最大限発揮しやすくなれば、社会の生産性も上がるのではないでしょうか。そうである社会が作られつつあります。
さらにわたしたちにはこれから何ができるでしょう。