生理に関することで困っている人は
どれぐらいいるのでしょうか。
☆生理に関連するデータはまだ少ないのが実情☆☆☆
生理に関してこれまであまり十分な調査は行われて来ませんでした。
・生理がタブー視されていた
・不妊治療などとは異なり、生理は病気ではないため、受診に至るケースが少なく医学的な調査・介入が進まなかった
・長い間政治・経済の中心が男性であった
など様々な要因があります。
しかし、AI技術の進歩により、生理に関連するデータが集められるようなってきました。多くの人が個人個人でスマートフォンなどを活用するようになった為、生理に関連するアプリやオンライン調査などにより、個別のデータが集まり解析されるようになってきました。 ¹ ⁾
参考・引用
1 ) 細川 モモ.自分の体を守る正しいデータを持てなかった女性たちへ 生理で知っておくべきこと.日経BP.2021/5
大学生が立ち上げた団体。オンラインアンケート調査の結果を公表しています。「日本の若者の生理に関するアンケート調査」
オンラインアンケート調査の結果を公表しています。「日本のユース女性の生理をめぐる意識調査」 、
まだまだ生理に関連した困りごとは氷山の一角しか見えていないようです。
「人に話すことじゃない」「恥ずかしい」「知られたくない」 などの思いで
困っていると言えないでいる人 多いのではないでしょうか。
「生理は病気ではない」「我慢するのが当たり前」「頑張れば良い」と思って
自分が困っているということにさえ気づいていない人も多いのではないでしょうか。
あの人は生理のことで困っていそうだな と感じても声をかけることをためらってしまうこともありますよね。
隠したい人は隠してもOK 語りたい人は語ってOK 寄り添いたい人は寄り添ってOK
性や生理に関する一人ひとりの声に心を寄せあいながら、 益々データが集積され、見えてきた実態が、私たちの意識や行動に反映されていくことが望まれます。