コロナ禍、失業や収入減などから生活が困窮することに伴い、生活必需品である生理用品ですら節約したいと考えざるを得なかったり、実際に入手できない人が増え、「生理の貧困」に多くの関心が集まっています。
今現在、困窮していない人にとっても、現状を見過ごしたままでいれば、災害時などは、誰もが生理の貧困に直面することになります。社会全体で「生理の貧困」問題を見つめ直す必要があるでしょう。
生理への対処には、実際、いくらかかっているの? 生理用品の購入には、個人差はあるものの、毎月、およそ数百円~数千円費やします。生理は一生で約450回程も訪れるため、一生に換算すると、約20万~45万円程です。生理痛で鎮痛剤などを必要とする場合は、その倍以上ともなり得ます。