「性」を学ぶ機会に恵まれなかった今の親世代の私たちにとって、思春期の子どもたちの「性」と向き合うことは、とても困難、という声を頂き、子どもたちと向き合うための第一歩として、まずは大人が学ぶことから始めてみよう!と、思春期の子ども達との向き合い方大人向け講座を企画開催しました。
幼少期から家庭で「性の話」を「大切な健康の話」として気軽に話ができていれば、思春期の性教育もさほど難しいことではありませんが、なかなか話を持てないまま、お子さんの思春期を迎えた場合、親子で性の話のハードルはとても高く感じるのではないでしょうか。でも、気づいた時が始めどき。苦手なことから、どうぞ逃げずに、まずは知る、学ぶことから。体や心の悩みを多く持つ思春期。子ども達の心や体を守るために、大人の私たちには何ができるでしょう?
前半は、日本の性を取り巻く現状や世界との比較、後半は、第二次性徴、性交、妊娠、避妊、性感染症、中絶、性の多様性などの知識のアップデート、という流れで、参加者の方と意見を交換しながら、お話しを進めさせていただきました。盛りだくさんの内容で、話しっぱなしの2時間の講座を午前と午後で2回。かなりハードな1日でしたが、その分、学びも深い1日でした。ご参加くださった皆様、長い時間、座り通しの講座、本当にお疲れ様でした。関心をお持ちくださり、一緒に考えてくださり、本当にありがとうございました。
ご参加下さった市議会議員さんが、レポートをまとめてくださいました。心より御礼申し上げます。→レポートはこちら
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